公開: 2023-12-28バックリンク 3
メザニン
メザニンは建物の1階と2階の間にあるラウンジ空間を意味するイタリア語で、債券と株式の中間のリスク段階にある転換社債(CB)や新株予約権付社債(BW)などを指す。株価の上昇相場では株式に転換してキャピタルゲインを得ることができ、下落相場でも債券であるため元本が保証されるうえ、社債の行使価格調整(リフィクシング)による利益も得ることができる。
メザニン投資は発行企業の債務不履行(デフォルト)の可能性を点検し、選別投資することが鍵である。
株式と債券の性格を併せ持つ商品や、株式と債券に同時に投資するファンドなどにこの名前が多く付けられる。
しかし、必ずしも株式と債券の性格を併せ持つ商品にだけメザニンという名前が付くわけではなく、リスクの程度が中程度であるデリバティブ金融商品にもメザニンという名前がしばしば使われる。
2008年の金融危機の主犯であったサブプライムモーゲージをはじめ、モーゲージ債券を基礎として発行されていた各種CDO(債券担保証券)もまた、そのリスク度、すなわちCDOに組み入れられた債券のデフォルト可能性に応じて様々な階層に分けられて信用格付けがなされるが、ここでも中程度のリスク度を持つCDOに対してメザニンCDOという表現が使われた。
